本当にこのクラスで本年最後! 皆様、ありがとうございました~!
午後のクラスも、定員ぴったりの6名でした。
お1人だけ中級でしたので、チャーシューまんで、あとの5名の方は初級の大根餅と春巻でした。
じゅにまいは、饅頭制作講師として饅頭チームに。
とはいっても、生徒さんはお1人ですので、二人でワイワイワハハと楽しく作りました♪
まずは皮作りより。老麺たっぷりの生地です、最初、老麺と砂糖をまぜて、とろーっとするまで手でこねるところがまさに力技!腕が痛くなりますが・・・がんばりましょう。
粉を混ぜてからは楽ですし、この皮、醗酵時間がいりませんのでさらに楽です・・・。
チャーシューまんは、皮が「バカッ」と割れているものがよいです。
中華街などでお見かけする、爆発的に割れているチャーシューまんには、「重炭酸アンモニウム(炭酸水素アンモニウム)」が使用されていると思います。
これ、ベーキングパウダーや重曹、イーストでは実現しないような強力な膨張力が期待できるものなのですが・・・中国語で「臭粉」と書くのですが、その名のとおり、アンモニア臭がつーんときちゃいます。
教室では、さすがにこれを使うことができません・・・。
爆発しなくとも、見た目より味にこだわりたい。なので、教室では老麺と、ちょびっとのBPと重曹を使っております。
で、今日はBPと重曹をいつもの倍使ってみて、バカッと割れるかどうか検証してみることにしました。
包み方は、一般的によく見かける肉まんと同じです。ちょっと、違うけどね。
蒸し上がりです。
うーん、黄色っぽいですね。これは重曹の色だと思います。
香りも独特の香りがします。
チャーシューあんもおいしいし、味は悪くないけど・・・。
皮はやっぱり、いつもの配合の方がいいですね。
ということで、点心教室では、爆発的な割れ方はあきらめて、おいしさ第一でいくことにしました。
包み方などで、奇跡的に割れた♪というところから、安定して割れる饅頭を作ることができるよう質を高めていけるように頑張ります。
生徒さんが作ったチャーシューまん。
饅頭売りになれるぐらい大量にできたよね、と笑っておりました。
用意したチャーシューあん1キロがなくなったので、余った生地で花巻も作りました。
大根餅チームは、恒例の「1人大根1本する」ところからスタート。
頑張れ~と、エールを送りながら、じゅにまいはチャーシューまんを包んでおりました笑。
途中、蒸したてのチャーシューまんを試食していただきながら、大根餅も蒸す工程へ。
30分ほど蒸しますので、その間に春巻を巻いていただきます。
たかが春巻。されど春巻。
これがまた、なかなかうまく巻けません。。
丸く巻くのも難しいですが、同じ太さ、同じ長さに巻くのが難しいです。
じゅにまいもなかなか上手にできませんでしたが、以前、300本春巻を巻いたときに、春巻の神様が降臨し、それ以来はちょっと自信がありますよ。
点心って、生まれ持った才能とか、技とか、努力とか、そういうのやっぱり関係ないと思います。
ようは・・・
回数!
本当です。本当にそう思います。
誰でもある程度の回数包めば、上手になれます。
なので、いっぱい作ることが上達する最良の道だと思いますよ。
なので、いっぱい作ってください・・・ね☆
午後のクラス終了後は、2階で大根餅を焼いて食べました。
カリッと、焼きすぎぐらい香ばしく焼くのがオススメです。
今年も1年、多くの生徒さんに恵まれ、楽しく点心教室を開催することができました。
本当にありがとうございました。
来年も、皆様と楽しく、そしてよりマニアックに「点心」を極めていけますように。
そして点心から出逢った、そしてつながったご縁を大切にしていければ・・・。
良いお年をお迎えくださいませ!
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