木曜日も点心の日♪ です。
本日夜のクラスは、名古屋から通っておられる生徒さんお一人でした。
夜行バスで来て、午前、午後、夜と、ぶっ通しで習っていたのでさぞかし
お疲れだったと思いますが、集中力切れることなく、器用にお饅頭を包んで
いらっしゃいました。
今日は、チャーシューまんです。
肉まんと同じ生地ですが、包み方が違うのですよ。
中華街などで見かけるチャーシューまんは、ばかっと割れていると思います。
割れていて、中のチャーシューが見えているのが正式なスタイルだと思いますが、
この様に割れるためには、膨張剤として炭酸水素アンモニウムを入れないといけません。
これは、ベーキングパウダーや重曹などより、強力な膨張剤です。
が、文字から想像できると思いますがとってもくちゃいです。。。
中国では「臭粉」という俗名があるほどです。
ほんの微量入れて、熱を加えることでにおいも消えますが・・・。
でも、それでもこの粉は入れたくない。
入れたくないのです・・・。
ですので、点心教室では、この臭粉を入れなくても割れるよう、「包み方」で
カバーしようと試みております。
とはいえ、まだまだ試行錯誤中です、なかなか思ったようにはできません。
難しいですが、だからこそこのチャレンジ感がたまりません♪
より割れるような包み方がないか、いくつか試してみました。
右の列上下が、いつもお教えしている包み方です。
右から2番目の上下が、具の比率が少ないです。具を少なくして皮の量はそのままですね。
その隣4個は、ひだの数を少なくしてみました。通常の約半分、6つぐらいかな。
1個だけ上にあるのは、とじめをゆるーくしてみたものです。
果たしてその結果は?
ん~、ひだの数を減らしたのが一番いいかな?
ざっくり包むのがいいようです。
でも、まだまだ納得のいく域ではないので、さらに試作をしてみますね。
このぐらいで今の私には限界。。
でも、味はとってもおいしいんだよ!だから許していただきたい・・・。
こちら生徒さん作です。
たくさんできました~後日、冷凍便でご自宅へお送りさせていただきました。
1日中作っていたので、かなりの量だと思います、冷凍庫に入ったかな??
このお饅頭、中のチャーシューもすべて手作りなのでおいしいですが、やっぱり
人気は「皮」です。この皮(生地)、イースト生地とは違うおいしさがあって
じゅにまいも大好きです☆
割ってみたところです。イースト使わず、醗酵時間なしです。
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