2月11日(土)、香港3日目。
1日をとっても満喫しきってるじゅにまい。本日も一人ですが、駆け抜けますよ!!
9時半頃ホテルを出て、おなじみのトラムに乗って中環へ行きました。
朝ごはん、そろそろご飯(米)が食べたい・・・米・・・。
おかゆは食べたことがあるので、今日はガイドブックに載っている中環の「魚米家」さんで
泡飯を食べる!と決めておりました。
泡飯って、中国風お茶漬けのことだそうです。写真で見る限り、ぞうすいみたいですが、おいしそうで
期待して行きました。
・・・が、ない。
ここらだと思うんだけど・・・お店がない。見つけられない。。。
ぐるぐると何度も歩いたけど、ない。
間違えたのか・・・はたまた移転されたのか・・・???
あきらめて、別のところに行こうかと思って歩いていたとき、ん?なんかガイドブックで見たこと
あるようなお店が??
やっぱそうだ、陸羽茶室さん、飲茶で有名な老舗のお店!
でも、今回じゅにまいは一人なので、飲茶やさんには行かないと決めていたのですが・・・
一瞬で心変わりです笑。
行きました。
行っちゃいましたよ。
やっぱ、食べたいじゃん。
ちょっと不安だけど・・・がんばる!
入り口には、伝統のインド人のドアマンさんが立っていました。
2階へどうぞと言われ、階段をあがると、ガイドブックどおり、年配の男性の方が多かったですが
お客さんも多くにぎわっていました。でも、時間が10時45分ぐらいと中途半端だったからか
半分ぐらい空いていました。
1人と伝えると、ベテラン店員のおじさんが席へ案内してくれました。
最初は「広東語もわからない日本人小娘が一人で観光で来ちゃったみたいだけど大丈夫か?」と
いうような不安そうなまなざしで見られましたが、たぶん「お茶何にする?」と言われ、
お決まりの「ポウレイチャー」というと、ポウレイ、うんうん、とすぐわかっていただけて、
以降とても良い接客をしてくれました♪
ありがとうポウレイ!!! あ、プーアール茶ね。
すぐ、お茶が来て、おじさんがそそいでくれました。
うまいっ、昨日の夜のプーアール茶と全く味が違います!うまいなぁ。
そりゃそうかも、ですが、ここでのお茶は28ドル取られます。28ドルもすれば、おいしい
はずです。日本人感覚では激安ですが、香港の物価からすれば高価なお茶に間違いなしですね。
この時間帯は、おばちゃん達が駅弁スタイルで蒸したての点心を蒸篭ごと持って、歩いて
回って来てくれます。自分が持っている点心の名前を叫びながら歩いてますが、もちろん、
何言ってるかわからない。。なので、蒸篭を開けるしぐさをすれば気軽に中身を見せてくれますし、
いるなら1個ちょーだいとジェスチャーすればくれるし、いらないなら、いいですと断れば
大丈夫でした。
でも、あるおばちゃんが、「ハーガゥ ハァーーーガゥッ」って言っているのだけは
じゅにまいにもわかり、ハイ!!と手をあげておばちゃんを呼び1個もらいました♪
蝦餃(ハーガウ)ですね。
※話前後しちゃいました、このお店ではお皿を洗う儀式なしです 平たいお皿は、骨とか置く
お皿で、食べ物はすべてお椀に入れます
キターーー!見た目、包み方はちょっぴり雑ですが、皮の透明感、むっちり感は申し分なし。
うみゃいっっ。ハァーおでれーた。
むっちりした皮の中には、ごろごろの蝦と蝦のすり身がまざった餡がぎっちり。
ぶりっぶりしてておいしい!!
広州で食べた蝦餃は、どれも蝦が丸ごと1匹入っていましたが、ここのは蝦をぶつ切りにして
いましたね。でも、蝦感たっぷり、ジューシーですぅ。
結構大きめのが3個でしたが、ぺろっと食べちゃった、次!
お饅頭。何かわかりません。
おばちゃんに見せてもらったらお饅頭だったので、1ついただきました。
中身、なんだろ?
わら半紙ちょー懐かしい、これ小学校のときのプリント用紙以来見た記憶ないんだけど笑
(年がバレます)
裏ひっくり返して、わら半紙に興奮してしまいました・・・えへ。
で中身ですね。
何かわかりません。
全くわかりません。
味は甘いあんこでした。
で も
すっごいおいしかったの~今まで食べたあんこ系で1位か2位かぐらい、それぐらいおいしかったの~。
一人ってこういうとき不便というか悲しい。
このおいしさをジャストタイムで共感しあえる人がいない・・・ひとりうんうんと孤独にかみ締める
しかないのです・・・。
いやぁ、おいしいよ。皮もしっとりしてておいしいし、餡ね、これなんだろ?
蓮の実餡に・・・何かが入ってる? 特に味はなくて、ほんのり甘いほっくり餡。
わかりませんが、おいしいの一言につきました。
ここまでの伝票。
大點が2蒸篭ってことでスタンプついてますね。確か大點は30ドルぐらいです。
11時過ぎた頃からおばちゃん達がいなくなり、蒸したてを補給しに行ってるのかな?と
思ったら、おじさんが、バサァー、バサっと各テーブルに冊子とえんぴつを配り始めました。
ここからは、オーダーシード方式になるようです。
結果論ですが、いい時間帯にきて両方体験できてよかったです。
新品だなぁ・・・と思ったら、このシート、2月11日から17日までのメニューと書いてあります。
今日まさしく初日なのね。
もう1蒸篭いきたいなぁ・・・何にしようかなぁ・・・漢字からの連想ゲームみたいになりました。
さっきのお饅頭食べながらゲームにふけっていると、あれ?
ふたつにわかれる。意図はわかりませんが、小さめのお饅頭で作り、それをさらにお饅頭生地で
包んで仕上げているようですね。
で、決めました!えんぴつで1書いて、紙やぶり、おじさんに手渡して数分後、出てきたのが
こちら。
煎粉菓連湯 65ドル。
この、揚げた餃子みたいなのをスープに浸して食べるそうです。
スープはコンソメスープみたい、具なしです。
まずはそのまま食べてみました。
中具は、野菜と、ごろっごろの蝦。シンプルな味付けであっさりしてます。
具はもちろんおいしいですが、皮がおいしい。おいしい点心って、皮がおいしいんですよね。
皮も味というより食感ですね。小麦粉の皮というよりは、餅粉が入ってるような皮で、
蝦餃の皮に近いです。でも、餅粉入り生地を揚げるのって難しくて、歯にくっつくような
硬さが出てしまったりするんですよね。
お餅焼いたとき、みたいなね。
でも、これはそういう硬さ全くなくて、さっくり、しっとり。カリっじゃなくて、サ クゥです。
きゃーーーーーーーーちょっと悔しい、どうやって作るの~?
しかも、スープに浸すとさらにうまいっ。
スープも、スープ単体だとあっさりスープなんだけど、浸した餃子からの油とかがまじると
いい感じでコクが増すんだよね。
計算されつくしているなぁ~すごいなぁ。
餃子、スープに浸しても、サクっと感残るんだよね。
結構浸してみたりしたの。ちゃぷちゃぷ、ちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷ・・・。
ずっとレンゲでスープかけてみたりしたんだけど、食べると、サクッとするんだよね。
合掌。
ご馳走様でございました。
ありがとうございました・・・。
おいしかったし、勉強になりました。
3蒸篭しか食べれなかったけど、入ってよかったです。
お会計はテーブルにて。おじさんが伝票を持ってきてくれます。
確か、165ドルぐらいだったと思います。3品とお茶、あと10%ぐらいサービス料が加算されたと
思います。
1650円、結構食べちゃったねー。
食堂で麺たべれば1杯160円ぐらいだし、丼やお粥なども300円ぐらいあれば食べれる香港で
このお値段は相当高級です。若い人がいないのもわかる気がしました。
また来たい?と聞かれれば、
絶対来たい!!
じゅにまいは即答ですね☆
高いけど、その分得るものが大きい素敵なお店だと思いました~。
陸羽茶室
中環D1出口から徒歩3分。
クイーンズロードから1本入ったStanley St.沿いです。
実は、陸羽茶室から、上環方向に歩くと、道沿いに昨日食べた豆乳と腸粉のお店があり、
道突き当たりに自家製醤油やさん「九龍醤園」さんがあったりします。
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