肉まんの皮をとことん研究してみたくって、いろんな条件で作ってみました。
と書けば聞こえはいいけど、正直なところ、名古屋で点心教室を開く際のレシピを作っていて、
一番うまくできる作り方は何かな~っと試作を繰り返していただけなのですが笑。
でも、私自身すごく勉強になり、成功パターンと失敗パターンが読めたというか、肉まんさんと
会話ができるようになったので今ではかなり自信があります。
ちょこっとですが、格闘履歴をご紹介しますね。
老麺と砂糖をまぜて、「まざった」ぐらいでやめる。
重曹とBP(焼き物用)を粉と一緒に投入。
ん~、生地が黄色い。そして、重曹特有の香りがします。
しっとり、いい感じなんだけどなぁ・・・色とにおいが気に入らない。。
次っ!
老麺と砂糖をまぜて、「まざった」ぐらいでやめる。
重曹とBP(蒸し物用)を粉と一緒に投入。
さすが蒸し物用BP。割れる割れる。
でも、黄色い色と香りは同じで気に入らない。。。
っ次っっ!
老麺と砂糖をまぜて、「まざった」ぐらいでやめる。
重曹を使わず、BP(蒸し物用)を粉と一緒に投入。
色は白いし、香りもいいけど、ぼっそぼそ。。。
気泡が粗くて、表面の皮もつるっとむけない。だみだこりゃ。
お次ぃ~!
老麺と砂糖をまぜて、「まざった」ぐらいでやめる。
イスパタを粉と一緒に投入。
おぉ、白い・・・ふっかりしてる・・・いいんじゃない??
しかーし、割って食べようとした瞬間、「くさっ」。
イスパタは、そのままにおいをかいでも無臭なのですが、蒸しきってないとアンモニア臭が残ります。
いいと思ったけど・・・ダメです。食べる気になれませんでした。
くんくんチェック不合格。。
・・・と、こんな感じで、重曹とBPの割合だったり、投入のタイミングだったりを試行錯誤して、
やっと一番よさそうなレシピができました。
結論は、「おいしいものは手抜きしちゃいかん」だったような気がします笑。
このレシピで、名古屋でも上々の出来栄えで肉まんができたので良かった☆
寒い時期になったら、「これでもかっ」てぐらい肉まん作りたいね~。
それまでに、バリエーション増やしておきますね。
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